2020/07/28 21:30



写真は日本みつばちの蜜蝋。約20グラムの塊。

今まで100200グラムのブロックで製造していたが、4月に蜜蝋クリームをつくりたいのでチップ状にして送ってほしいと注文が入った。4月は分蜂捕獲が優先で要望に応えず気にしていたら、チップ状とはいえないけど、友人W氏からこの20グラム魂で充分に喜んでいただいたと聞いてつくった。

 

みつばちの飼育は1年を通じてその季節ごとの楽しい作業が続くが、これからは、春から今までの分蜂捕獲の季節が終わって採蜜の時期に入る。日本みつばちの採蜜は原則1年に1度。分蜂の種箱として冬越を予定した巣箱はその年は絞らず今年の夏に絞る。絞った巣屑から蜜蝋を抽出する。その過程でできる液もスズメバチ捕獲用のエキスに利用する。だから無駄なく利用している。蜜蝋のウンチクは商品欄に紹介した。

 

2020.7.29  岐阜日本みつばち里山プロジェクト  安江三岐彦