2020/07/03 19:39

今朝の一時は梅雨の晴れ間が見られた。開花したシマトネリコの花にみつばちが羽音を立てて訪花した様子を見ていて、それならばと4キロ先にあるビービーツリー(別名イヌゴシュュ)の開花は今年はどうだろうと様子を見に行ってきた。周りは静かで蜂の訪花はまだ無かったが写真はその時の1枚。このビービーツリーの花は夏の蜜源を代表する樹で、この写真は20数年前に当時の養蜂家が夏のみつばち対策として植えたと聞いている。幹回り30センチを超える大木ばかりが10本もあって開花すると遠くからでも唸るような羽音が聞こえて圧巻だ。多分一週間後には咲き始め、しばし、あらゆる蜂の呉越同舟の様子も見ごたえがあるから興味のある人は梅雨明けにまとめて案内しよう。
みつばちの越夏対策で花不足を語ると飼育の初心者はみな怪訝な顔をする。実際傍でむくげやアジサイが咲き誇っているから説得力もないけど、夏の蜜源花には大いに関心を持ってもらいたい。そして「蜜源樹・花」を一通り検索して目を通してもらいたい。
2020.7.3 岐阜日本みつばち里山プロジェクト 安江三岐彦