2020/05/06 09:44

写真の蚊取り器はダニ感染箱に投与するメントールを強制送風するための代用器の梱包

今日は朝から雷雨。乾燥気味の畑を潤すありがたい雨だが雷の中の土砂降りだ。今どきのつちのこファームは例年並みに分蜂最中で少々疲れ気味でこんな一日は骨休めに丁度いい。

さて、北海道や沖縄を除く国内のほとんどの地域を感染させ、今だ収束の気配も見せないアカリンダニはミツバチの生存を脅かすまで深刻である。僕の越冬飼育種箱もしかり。分蜂期待度ナンバーワンだつた山飼いの越冬種丸洞だつたが、他の巣箱の半分以上が分蜂を終わろうとして今になってもまだ分蜂しない。3月の中旬に分蜂群を捕獲する目的で山飼い場所からファームへ移動させたが、徘徊蜂が畑を散歩しているのを見て慌ててメントールを投与したのだが、大量に数を減した巣箱に子別れする勢いがない。

この丸洞の感染はファームの他の巣箱から感染したものではない。移動した翌日に発見したから山で感染していたものをファームで発見したにすぎない。山飼い箱もメントールを投与していたが徘徊症状は感染度としては重症である。この期待の巣箱の感染に落胆し考えを改めた。思い切って投与法を変えることにした。

前置きが長くなってしまったので、続きも読んでほしい。

2020.5.06   安江三岐彦