2020/04/20 12:43

写真は雨の中のつちのこファーム。晴れた日はミツバチが羽音高く菜の花に訪れる。奥のトタン屋根の巣箱は分蜂中の種箱。

今日は土砂降りの雨、濡れても済ませておかないといけない山から移動した巣箱の雨仕舞いを済ませてパソコンに向かっている。

待っていた我が家の分蜂は4月11日から始まった。一旦始まると蜂日記が後回しになるほど忙しくなる。世間は非常事態のコロナ過の真っただ中だが、もっぱら夕食時に満寿子さんから情報を聞いて驚いている。みつばちのおかげか、僕の行動はコロナに無縁に等しい。ファームの菜園作業とみつばちの世話で里山を往来する単独行動がスタンスで濃厚接触の機会はほとんどなくありがたい。

現在の僕は、複数の分蜂予定箱をファームに集め分蜂捕獲厳戒体制下にある。分蜂は暖かい日中に突然起こるが、早朝は仕掛けた待ち箱の点検や新箱の準備、分蜂捕獲用具の手入れなどに忙しく、分蜂が始まれば群の行き先を見逃すまいと必死に見張る。分蜂の本番は一瞬のアッという間の10分か15分で始まって終わる。だからその場を離れると見逃してしまう一大事だ。トイレも我慢。たまたま複数の箱から同時に分蜂すれば何人かで手分けして複数の乱舞を見張らねばならん。仲間はありがたい。常時応援してくれる。蜂球が手はずの集蜂板に集まれば捕獲は簡単。だが、予定にない高い木の枝に留まってしまえば2段長梯子を伸ばし数人がかりで捕獲しなければならない。そんな高所は若い助っ人に任せはやる気持ちを抑えるに限る。

続きは、今度の雨降る日になるかな  2020.4.20  安江三岐彦