2020/03/14 11:40


写真は、今朝、居間から庭先に出しにあてているキンリョウヘンの鉢。株本から素晴らしい花芽をたくさん出している。

今日は朝から雨。天気予報は寒い日がこれからも続くといつている。これでは分蜂秒読み段階の和蜜塾の仲間からの吉報はまだ届くまい。僕の予想がはずれるのはいつものことだ。日本みつばちの分蜂は自然任せだから「次の雨後の暖かい日」を待つしかない。

日本ミツバチの分蜂群を誘引するシンビジューム系のこのランは枯らさないように管理することぐらいはさほど難しいわけではないが、肝心な花が咲いていてほしい時に咲かせることは難しい。分蜂が近くなって、分蜂に合わせて開花させるにはどうしたらいいか、今、手持ちの花に花芽がないがどうしたらいいか、とかの問い合わせが多い。分蜂に合わせて開花させるなんてことは僕もできない。で、僕は以下のように答えている。いつ分蜂するかわからない分蜂にあわせて開花日を合わせるなんてできません。わかっていることをうまく利用すればいいですよ。即ち、早春の花は花持ちがよくキンリョウヘンも1ケ月は咲き続けるんですよ。つまり開花中の1ケ月の間に分蜂すれば間に合う計算になりますね。と答える。要は、分蜂したときに咲いていればいい。ならば‥第一分蜂が4月中旬と見込んだら初旬から咲いても充分に役立ってくれるわけだ。

まとめると
 1、数年かけて鉢の数を増やす。ぼちぼち購入して増鉢、株分けして増鉢を繰り返して増鉢する。
 2、その中から花芽のある複鉢の鉢を暖かい部屋と普通の2つの部屋に分けて置く。(これにより開花時期をずらす)
 3、花の代わりに誘引ルアーを使う。( 裏技 開花前と開花後の予備に使うことも)
       2020.3.14   安江三岐彦