2020/02/29 21:01

写真は5段積みの重箱飼育箱の最上段を巣箱から切り離した状態。採蜜した重箱の中は良質の蜜でびっしり
中国産と青森産のニンニクの価格の違いは単純で解りやすいが、蜂蜜の違いは厄介で複雑でよくわからない。蜂蜜を求める人は何を基準にどのような理解をしたうえで購入されておられるのか?いささか心配している。本物の国産純粋蜂蜜なら高価でも大丈夫と信頼し安心して購入される方の中には、高温で加熱処理されてビタミン類が破壊された蜜を使っている方がいたりする。
純粋天然もいろいろ。純粋天然は何んの加工もしない蜜のこと。精製もダメ。加糖もダメ。加熱はさらにダメ。
さらに西洋ミツバチの蜂蜜か日本ミツバチの蜂蜜か、外国産か、マヌカに代表される純粋蜜など花も国も多種類で価格もピンキリ。さらにさらに何らかの手を加えた蜜を混じえればその価格差は10倍を超え成分も異なる。それをひとくくりに知ったうえで買い上げるなんて誰もできることではない。
本物は高すぎるからといって水あめや砂糖を混ぜた安い蜜は多く出回っているけどそれはそれで良い。この蜜はほとんどは承知の上で目的をもつて正しく購入しているわけで…。問題は逆。販売する側が消費者の期待を裏切って、凝固や分離や濁りを防ぐ目的で高温加熱処理した蜜を高価販売していることを知っている。
せめて、僕と仲間は加工加熱した蜜は販売しないように、と約束しあっている。
2020/3/1
安江三岐彦